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最後の銀塩カメラ [銀塩カメラ]

 ニコンがF6FM10を、キヤノンがEOS-1Vをまだ現行品(ほんとうは在庫だけで、名目上だけかもしれないけど)としているのは評価してよいことかもしれないが、両社ともにすぐにでもヤメてしまいたいというのが本音であろう。
eos-1v.jpg
 キヤノンEOS-1V。この姿では最近ほとんど使用していない。重たいからね。ご存知1系の元祖的存在のカメラとなってしまったわけだけど、今でも練れたカメラだなあと思う。

 両機が登場したのはデジタル一眼レフの黎明期だったわけだけど、なにかメーカーの心意気を感じたわけで、私などは応援せざるをえなかったわけである。
 ところがだF6の中古などは程度の良さそうなものでも、エントリークラスのデジタル一眼レフより安かったりする。信じ難い事態であり、これを新品で購入しようなどと考えるのはよほど奇特な人ではないか(あ、断っておきますが、私は奇特な人なので。両機とも新品で購入しました。おかげさまでいまだに赤字は解消されておりませぬ)。
 nf6+topcor.jpg
 ニコンF6と復刻のトプコール58ミリF1.4つき。Ai連動ピンがあるので使用にあたってはもちろん制約はない。

 となると、各メーカーともに最後の35ミリフィルム一眼レフは何だったのか、ということが突然気になり出したりする。
 ペンタックスは*istかな。中判に話を広げると67IIなんかも製造中止の報があってからだいぶ経つけど、まだ量販店に在庫があったりしますね。ミノルタはα-70だろうか。たしかMDマウントのほうもX-370sとかがしつこく残っていた記憶がある。このへんのクラスはフォローしていなくて、ちゃんと調べていないが*istとX-370sは所有していたりするんだけど、いまα-70を探索していたりする往生際の悪いオレ(笑)。
 有終の美を飾るというわけじゃないけど、フィルム一眼レフ終焉のころ、2003年あたりに登場したエントリークラスの一眼レフって、外観は高級そうではないけど、機能的にはキヤノンEOS Kiss7、ニコンU2なんかもけっこう気合い入ったカメラなのに意外と評価されていない。これは悲しい。上位機種で評判のよい機能を詰め込んだりして、けっこうな高性能カメラになっているのである。いや、これらのカメラの価値を世間に広めることはないな。このあたりのカメラの良さをわかっている同好の士だけで安く入手して楽しもうじゃないですか。
 オリンパスの最終機はOM-3Tiでいいのかな? 4Tiブラックと共に最後を飾ったのか、もう記憶があやふやになりつつある。OM2000じゃないよね。これらは全部うちにあるなあ。
om-3ti.jpg
 OM-3Ti。TTLダイレクト測光で名を馳せたわけだけど、TTL調光のままで、スローシンクロ撮影できたのは本機だけでした。精度のほうは今となっては語るほどのことじゃないけどね。でも登場時は、スローシンクロ撮影のためだけに高価だったけどかなり無理して購入した記憶あり。

 中判カメラだと、マミヤとフジがまだ頑張っていますが、いつまでガマンできるのかなあ。年末が近づいてくると、来年も「現行機」たちがまだあるのかしらとか思ったりするんですが、どうなりますことやら。
 ま、私に言わせれば、無理してフィルム一眼レフカメラを“新品”でお買い求めになるより、フィルム、銀塩写真を存続させるためには、カメラは中古でいいから廉価なのを買って、そのぶん浮いたお金でフィルム買って撮影して、現像をだして、ちゃんとプリントもしてくださいね、ってのが本音なんですが。どうでしょうか。
 
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sugatyo

最近EOS-1vとCoolscanを入手しました。
毎月1本を目標に楽しんで降ります。
近所のDPE店は2軒テナント募集になりました。
ピクチャースタイルでコダクローム再現プロジェクト始めました。
by sugatyo (2012-12-21 05:35) 

Koichi Akagi

フィルムが多種類あったころは色再現は多様性があって、表現用途によって使い分けていましたね。コダクロームは色再現にオリジナリティがありましたから、私もよく使っていましたが、ベルビアが出て後は、日本では、どうも旗色悪くなりましたね。ぜんぜん性格が異なるのに不思議だと思いました。ピクチャースタイルで反映させるのは興味深い試みですね。
by Koichi Akagi (2012-12-23 22:42) 

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