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マイナーなフィルム [写真]

 富士フイルムからプロフェショナルタイプのカラーネガ、フジカラーPRO400がなくなってしまうようだ。この代わりになるのがPRO400Hというフィルムだ。一部では国内でも試験販売されていたからご存知の方もいらっしゃると思う。プロフェッショナル用カラーネガフィルムも海外での需要に支えられて製造を続けてきたようだから、もともと海外向けにのみに売られてきた400Hでプロ用ISO400級フィルムは生産を一本化してコストを下げて、可能なかぎりカラーネガフィルム全体の延命を計ろうというものであろう。
 PRO400とPRO400Hとの特性はかなり異なるが、デジタル出力するなら完全には同じプリントにはならないかもしれないけど、パラメーターの設定で似たような再現性にまで追い込めるはず。だからさほど心配はしていない。困るのはタイプCだが、これもまあ名人級のプリンターに頼めばなんとかしてくれるはずとタカをくくっている。自家プリントしている人はデータとるのがタイヘンそうだけど。もっとも一部の製品は25パーセントの値上げというからこれだけはかなり強烈で覚悟が必要である。
 そういえば松屋銀座で2/25日まで開催されていた「世界の中古カメラ市」において、千曲商会のブースの一角でかわうそ商店なるお店が出店しており、けっこうな人気を集めていた。扱うのはフィルム主体で、とくに入手しづらい127フィルムを揃えていることでも名が知られている。それにしてもけっこうマイナーなフィルムが勢揃いしていて驚いたのだ。AristaROSSMANTudorSunnyとか、あまり聞いたことのないメーカーが勢揃いしていて、AgfaRolleiブランドのフィルムまである。
とはいえ、たとえばAgfaのカラーネガのパッケージをみると小さくMade in Japanと書いてある。つまり、これは富士フイルムのOEM製品ということになる。まあ、再現製にかつてのアグフアのような独自性はないのかもしれないが、細かいことはさておき、フィルムだってたくさんのブランドがあったほうがいいので、中身が同じであってもアタマから否定するつもりもない。面白いのは意外と欧米ではISO200フィルムがベース感度的な役割をしていたりすること。富士のカラーネガフィルムは国内販売品でISO200という製品はない。一部のデジカメのベース感度みたいで、その中庸な感じがちょっとよくないですか?もっともラチチュードの広いカラーネガに細かい感度のこだわりを求めても仕方ないような気がするが。まあ、気分転換にはなる。
 品質とか細かい性能面については、マイナーなフィルムたちは富士やコダックのそれには及ばないかもしれないけど、実用面ではほとんど問題はなかろう。少なくとも写らないなんてことはないはず。価格も安いわけではないが、多種類のフィルムを個人輸入する手間を考えればしれたもの。このデジタル時代、高速モータードライブを使ってフィルムを湯水のごとく使うという人がいるとは思えない。マイナーなフィルムを使って、友達に自慢するのも楽しいかもしれない。あ、でも、大事なのは写真の中身ですからね。
 中古カメラ市で狙っていたカメラをついに手に入れたアナタ。カメラ磨きもけっこうですけどね、フィルムがなくなってしまうと、貴重なカメラの価値も半減、不燃ゴミ扱いですよ。たまにはフィルムを装填して外に出かけてみたほうがいいと思いますぜー。
kawausoII.jpg
中古カメラ市での、かわうそ商店の品揃えの一部。SDカードやCFカードをみてもあまり萌えないけど、多種類のフィルムが沢山あるのって萌えませんか?
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