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クラカメ雑談会写真展 [写真展]

 年に一度のクラカメ雑談会の写真展が5/30日からはじまる。今回で6回めという。私はたしか2回めから参加している。6/12日までです。 2014クラカメ雑談会DM表.jpg  会は文字どおり「クラシックカメラ」愛好家の集まりだが、プロ、アマチュアを問わない。会の名称も“雑談会”であるから酒席でカメラクラブならぬ“カメラ比べ”をやっている延長線上のものだ。ところが参加メンバーをみれば私を除けば重鎮揃い。 2014クラカメ雑談会切手面.jpg  参加者各自1点の作品を展示しているが、会場は東京は六本木の天下のフジフイルムスクエアであるから気が許せない。 できれば毎回撮り下ろしたいところだが、このところ時間がとれなくて、過去のネガからあさることになる。が、いちおうは会場が会場だから、コダクロームやトライXが原版の写真を出すのはまずかろうと判断し、製造中止になったネオパン400プレストで撮影した写真を探したわけだ(笑)。  今回の私の使用カメラは「ライカフレックスSL MOT」。メカニカルのライカ一眼レフの中では私が一番気に入っているもので、とあるアサインメントで撮影した写真を今回は流用した。ついでといっては何だけど、5/20日に発売されるアサヒカメラ6月号の連載「銀塩カメラ放蕩記」にもネタカメラとして取り上げているが、こちらは意地の撮り下ろしとした。もちろん写真展と差別しているわけではない。  わざわざ時間をとって来ていただくほどのものではないけれど、六本木の近くを通りかかったらのぞいてみてください。 IMG_1487.jpg
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ライツパーク [ライカ]

35mmカメラの始祖的な存在であるライカ誕生から100年という本年。ライカ・カメラ社は5月23日エルンスト・ライツ社のあったヴェッツラーに戻った。
ライカ本社のある一帯は「ライツパーク」と名づけられ、本社はその一部の建物にある。訪れた人は本社内にある工場の見学やショップでライカやアクセサリーグッズなどの買い物もできる。ライカ巡礼の旅に最も適した場所に本社が再び戻ったことになる。
今やカメラの製造国、製造地などは重要なことではない。ライカの製品にも日本製やポルトガル刻印製のものがあるけれどライカの刻印はやはり「WETZLAR」が似合うのは間違いのないところ。
leitzp.jpg
ライカレンズと双眼鏡を合わせたユニークなデザインの社屋。

m3laitz.jpg
迷った末、今回の里帰りライカにはM3を選択した。製造年からすると、半世紀ぶりくらいの帰還になるだろう。
報告は「アサヒカメラ」7月号で行います。

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カメラグランプリ2014 [カメラ]

 カメラグランプリ2014が発表された。大賞にはニコンDfが輝いた。
レンズ賞はAF-Sニッコール58mmF1.4Gが受賞。おめでとうございます。
 興味深いのは両者ともに、突出した“世界初”とか“画期的”などという数値上の性能を有していないことである。
 デジタルカメラは常に先駆的性能、高画質であることが優れているという価値判断がされるのが普通だが道具としてのカメラの魅力とはそれだけではないことを世間に知らしめたわけだ。このことは重要だが一方でソニーα7α7Rの票を合計すると、ニコンDfの票より上回るらしい。つまり、票が割れたわけで、もしαが一機種だったら票の行方はわからなかったかもしれない。
 アサヒカメラ6月号には、審査員の誰がどのカメラに投票したのかを知ることができる(一部非公表の人もいる)ので、参考にしてみると面白い。私は今回の両受賞製品を大賞には押していない(笑)。
 本音からいえば、カメラやレンズに順序をつけるのは得意ではない。博愛主義を自負しているところもあるけど、レビューで数日程度カメラに触れて撮影しただけでは本当の実力はわからない。もともと、画素数や画質やコマ速度などのスペックだけではカメラを評価しないということもあるが、ニコンDfのような設計思想を持つカメラは、孤高の存在として考えたい。つまりグランプリ云々にエントリーされるカメラとは別のところに位置していてもらいたい気もする。それにひとつだけ苦言を言えば、作り込みも追い込めたと思うしキットレンズとなっているAF-Sニッコール50mmF1.8G Special Editionのデザインの中途半端にAiニッコールのそれを模した感じがDfの思想に少々背いているのではないかとも感じた。
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古いニッコールオート50mmF1.4レンズのデザインは見事にDfと合う。このあたりを参考に絞り環をつDタイプ(Dfにはカメラ内にもAF駆動モーターがあるから可能なはず)にしたりフォーカスリングのデザインを見直すなど、もっとキットを高く売る(笑)方法もあったように思うわけだ。
 まあ、いずれにせよ、そう遠くない時期にニコンDfはうちにお越しいただくことになると思う。
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EFレンズ一億本生産達成 [レンズ]

 キヤノンEFレンズが一億本の生産を達成したそうでまずはめでたいことである。それにしてもすごい数ですねー。
 このところ続々と改良、新発売されるEFレンズは性能のみならずデザイン面でも改良が加えられてきているのはよい傾向ではないか。EFレンズはどんなに高性能で評判が高くても神話化されたようなものは少ないように感じる。そうした情緒を排した実用一辺倒的なところがEFレンズの仕事のアイテムとしての信頼度の高さみたいなもの繋がっているのかもしれないけれど。ただ“モノ”としての総合的な価値を高めるには、デザイン面でも“写りそう”な強い訴求力が欲しいところだ。このあたりは最近のシグマのArtラインのレンズのデザインなどを見ればうなずける。
 個人的には仕事を離れた場合にもプライベートで楽しめる、どこにでも持ち歩きたくなるEFレンズがもっと欲しいところ。それに加えてEFマウントの大きさを生かした他のマウントでは真似のできないような、かつてのEF50mmF1.0L USMのような超弩級のスペックのレンズも必要ではないか。
 ef5010.jpg
     EOS5D MarkIII EF50mmF1.0L USM f1.0 AE AWB ISO1600
 かつてのキヤノン50mmF0.95の次に明るい(笑)超超広角標準レンズだけど、フィルムによる撮影はその価値がどうもわからなかったところもある。位相差AFによる大口径レンズのピントの精度不安という面もあったし。いまではライブビューや拡大MFでフォーカスを確実に追い込めるのがいい。開放でも芯のある描写力があることにあらためて驚いている。テレセントリック系設計もあってか、デジタルとの相性も悪くないのかもしれない。
 
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GRのクロップ機能 [デジタルカメラ]

リコーGRは発売後1年を経過するが使用頻度は高い。さすが独自の位置を確立したカメラだと感じる。普段はSNSに上げるようなお気軽な写真を撮ってもいるけど、いざという時に仕事ツールに変貌させることができるのが強みだ。前機種よりも頻度は減ったけどファームアップで例のごとく“成長”を続けているのはありがたい。

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これはリミテッドエディション。ノーマルのGRにはワイコンを装着したままである。最近はクロップで35mm判の画角相当で35mm相当と47mm相当の画角になるのもお気に入り。余裕のあるAPS-Cセンサーのおかげもあり、画質劣化もほとんど感じないのでズームレンズ搭載のカメラに匹敵する仕事をしてくれるわけだ。
コンパクトカメラに限らず、昨今はカメラの売り上げが鈍化しているのは気になる。スマホ内蔵のカメラ性能が向上したことが大きな要因ということだが、GRで撮影した画像は、画質が良い云々を語る前に写真から受ける印象がスマホのそれとはかなり異なることがわかる。レンズの焦点距離が長く、一眼レフやミラーレス機の雰囲気に当然近い。このために撮影時のアプローチが異なってくる。

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とくに意味がないけど某牛丼店の新しいメニューを撮ってみた。蛍光灯下のアベイラブルライトフォトだけど、デフォルトでこの程度は簡単に撮れてしまう。
リコーGR 47mm相当にクロップ プログラムAE AWB ISO1600
単なるSNS投稿用の昼飯写真といえどもこれからはスマホでカンタンに撮るのは、もうやめようと思うのである(笑)。
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CLASSIC CAMERA VOL.7 発刊 [カメラ雑誌]

 以前もバックナンバーをご紹介しているけど、鹿児島フィルムカメラ好きの皆さんが手弁当で制作している「CLASSIC CAMERA」の7号目が発刊された。今回もまた末席を汚させていただいている。
基本は紙のフリーペーパーなのであるが、ウェブ上の二次元読書のここで無料で見ることができる。
 それにしても寄稿している方々のフィルムカメラへの愛情と銀塩写真制作に賭ける情熱にはアタマの下がる思いだが、ページをめくっていると、いま本当に銀塩写真が危機的な状況だとは思えなくなってくる。もっともフィルムだろうがデジタルだろうが、写真を撮るという行為や写真を制作する意思のほうが重要なわけであり、寄稿している方々に明確な製作の意図があるからこそ、高いクオリティに仕上がっているのではないかと思う。
classic.jpg
 ところがだ、この発刊と合わせるようなタイミングでコダックの値上げが発表された。トライXの36EXが1本1,000円近くなるなど、フィルムカメラを使い続ける私たちにとっては辛いけれど、ま、この程度のことではめげない。かといって、値上げするからといって買いだめするのも面白くないし、私などは優柔不断だから、フィルムの特性云々をあれこれ論じるよりも普通にきちんと写ればよいなどと考えてしまうし、未経験のフィルムならば、自分好みの処理データをあらためて作るという楽しみもある。
今後ISO400級フィルムはイルフォードブランドのHP5プラスやデルタ400を主力に使おうと考えている。
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コシナ・ツァイスOtus55mmF1.4 [レンズ]

 コシナとツァイスのコラボレート企画となる新路線のレンズがOtus55mmF1.4 ZF.2/ZEである。大口径標準レンズの頂点的な性能を目指したということで、従来の標準レンズとはまったく異なる再現性を感じる。
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 このレンズはディスタゴンタイプ。いわゆるこれまでの50mm近辺のレンズによくあるプラナータイプのものとは描写性が異なる。とくに開放時の画の印象が違う。旧来のプラナーは残存収差のバランスをとる方法、Otusは開放から徹底した収差補正を行うことがコンセプトだ。
 ツァイスのZF2./ZEのプラナーT*50mmF1.4は同スペックのレンズの中ではコントラストは高いほうに属するが残存収差による像の滲みをわずかに感じる。
 ところがOtusはわずかな滲みさえも許さない針で突いたようなシャープネスがある。ボケ味も異なる。スペックマニアさんは細かい違いに大騒ぎするだろうけど、本来はどちらが優れているかという数値上の違いではなくて、異なる描写の印象をどう写真に生かすかということが重要になる。
 レンズの設計者には怒られるかもしれないが「レンズの味」が云々というけれど、撮影者側にとってはふぐ刺しとステーキとどちらが好きか、みたいな比較できない次元の問題である。予算が許されれば撮影目的とかモチーフによって使い分けることができれば理想なのだけど、Otusは光学理論上の最高の描写力を狙っている。高画素のデジタルカメラでも問題ない。
DSC_0038.jpg
 ニコンD4s コシナ・ツァイスOtus55mmF1.4ZF.2 絞りf1.4 AE ISO100 AWB
                       モデル:今井めぐみ(オスカープロモーション)
 
 もっともMFであることと、重量級レンズだから描写性能を完全に発揮させるには撮影者側にもそれなりの労力を強いられる。本来はフラッグシップのOVFでないとピント合わせは不安である。もしくはライブビューによる像の拡大を利用するなどの方法もよい。高性能だからわずかにフォーカスを外してもすぐにバレるし、ブレもすぐに目立つ。レンズのポテンシャルをすべてに引き出すには本気を出してフォーカシングを行ない、手ブレは注意し、適宜な絞り値を決定したい。コシナとツァイスの挑戦を受けて立つ!くらいの気概がないとこのレンズとは勝負できない。レビューはアサヒカメラ.netで書いた。
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