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被害は極めて軽微なり [カメラ]

  新宿タカシマヤでの新宿クラシックカメラ博で21日に行われた当方のトークショーにはたくさんのお客様に来ていただいて感謝しております。
 とりとめもないことをあれこれしゃべってしまい、ちと反省をしているところです。8/22日の夕刻までやってますが、台風の上陸とカチ合ったのは不運でした。
 私はこう見えても真面目なので(笑)、手元にあるカメラ雑誌連載のネタにならずとも順番にひっぱりだしてフィルムを装填し、自分なりに一生懸命撮る方なのですよ。だけどローテーションがそろそろ限界に達しつつあリ、カメラはもう増やしたくないので、最近では中古カメラ関連のイベントには近づかないようにしていたわけです。でも、今回はイレギュラーな状況でしたから仕方ないですね。

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 で、やはり間違いを起こしてしまいました。何を入手したかといえば、フジカST701のブラックボディーを。前から欲しかったわけ、説得力ないけど、ペンタックスSPとの違いを研究するためにね。
 この個体は全般的に調子は悪いんだけど、フルメカニカルカメラだから、どこかでうまいこと修理してくれるだろうという期待を込めていらしていただいたわけ。お値段は居酒屋ランチに毛の生えた程度でしたから、我が方の被害極めて軽微なりということで許されるでしょう。たぶん。
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新宿クラシックカメラ博 [カメラ]

 新宿タカシマヤにおいて新宿クラシックカメラ博が開催中だ。22日までね。
土日はトークイベントがありまして、 8/20(土)13:00〜かくたみほ氏・大村祐里子氏「写真談義・カメラ談義」 8/21(日)13:00からは「写真家とカメラ」と称して、私もなんか話をせねばいかんようなのだ。20日は美女二人が盛り上げてくれるはずだが、私の方はぜーんぜん準備してない。だって、いま仕事が忙しいのホント。
 もちろん御用とお急ぎでない方はいらしていただいてもいいかもしれないですが、確実に役には立たないということだけは、ここではっきりと申し上げておきますのでよろしくお願いします。
 それにしても告知してくれってのはいけど、HPからのリンクのTwitterは古いままだし、トークショーのゲストに広めてくれって言われてもどうもなあ。あ、このとおり約束は果たしました。
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ニコンSP [銀塩カメラ]

カメラ雑誌レビュー撮影の時も、フィルムカメラは持ってゆく。カメラ雑誌の連載用の時もあれば、まったくのプライベート用として使う場合もある。後者では、ここのところ、よく使うのがニコンSP。何回かネタとして取り上げているけど、言い足りない感じもある。好きな理由はないが、なんとなく。と、いう感覚はけっこう大事ではないかと。体に合うんだろうな。

うちには復刻版SPもあるのだが、オリジナル信奉じゃないけど、20年ほど前に無理して購入したシリアル620万台のモデルをよく連れ出している、初期のモデルは布幕だが、この個体に採用されたシャッターはチタン幕。個人的には違いが重要だとは思わないけど、一つだけ。SPのFとも少し異なるシャッター音が好きなわけでして。俗に言われる「ささやくようだ」という音色でもないが。
広角ファインダーも内蔵しているから、まさにスーパーレンジファインダーカメラだったけど、このことを理解していただけるのは少数派なんだろう。私も小さな倍率の内蔵35mmファインダーでは、うまいことフレーミングできる自信はないので、つい外付けの素晴らしい見え方のファインダーを使ってしまう。

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少し以前、ニコンSPはちょっとしたライカ並の値段だったけど、今はそうでもない。レンズも一部を除けば買えない価格になった。
ただ、周りからはライカ以上に趣味性が高く見られるし、依頼仕事の現場に持って行くと、プロとして疑われそうな要因になりそう。家人にも、またお金にもならないツマラナイものを使ってと責められる要因になる。新しいデジカメだとごまかせそうにもないしね。。

ペンタックスK-1 [デジタルカメラ]

DSLRは私的な写真制作にはもう必要ないかなあとか、あちこちで公言しているくせに、なぜか手元にはペンタックスK-1はあったりする。仕方ないですよねえ。KマウントやM42マウントレンズがうちにはたくさんあるし、アダプターとか素を使わずにダイレクトにこれらをカメラを装着して、35mmフルサイズのセンサーで撮影を楽しむにはやはり必要なんだよなあ。(自分で言い訳を一生懸命考えた)。でも、フィルムペンタックス一眼レフもたくさんあるから、必然だったとは言い難いんだけど。

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カメラファン新製品レビューにも書いたんだけど、結果としてはとても良かった。何か、画素数とか画質とか超えて、別のところで語りたくなるような雰囲気がペンタックスK-1にあるからである。現行の35mmフルサイズ対応のペンタックスレンズが少ないとかなんとかうるさいけど、いいじゃないですか。これで複写なんかしないんだから。いずれも良く写ると思うけど。ちなみにうちの家訓としては原則、ペンタックスペンタックスDAはもとよりFAレンズも絞り環のないレンズは購入できないのである。




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オリンパスPEN-F [デジタルカメラ]

 発売と同時にオリンパスPEN-Fを使い始めた。少し昔なら、フィルム時代の栄光のPEN-Fの名称を簡単に使うんぢゃねえと怒ったりしていいたけど、最近は認めている。と、いうのはウソで、本機はかなり高い完成度を持って誕生したことを評価しているのである。もっともフィルムのPEN-Fの方も現役で使っているので全く抵抗がないわけではないけどね。フィルムのPEN-Fは一眼レフだし。オリンパスミラーレス機はPENシリーズから始まったのだから、本来はこの姿が正しいような気がしてくる。

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 趣味性が高いからアサインメントに使用するのはどうかという話もあるのだけど、もうかなりの仕事をこなしている。先日もスタジオ撮影で使ってしまった。ただ、業界にはうるさ型の人もいるのでそういう場合は見せかけの大きな一眼レフ持って行くこともあるけどなんか無駄ですね(笑)。ちなみに「銀塩カメラを使いなさい!」のライカフレックスSL MOTのカバー写真をはじめ、作例を除くほとんどのカメラの写真はオリンパスPEN-FOM-D E-M1で撮影した。ここに掲載した写真はOM-D E-M1で撮影している。
 私はブツ撮影は用意が面倒なんで嫌いである。今回の写真も簡単に短時間で撮影したから突っ込みどころはあるかもしれないけどね。もっとも使用レンズの焦点距離が短く、適度な被写界深度があるため、カメラのブツ撮りなんかには使いやすいわけ。ストロボも大光量のものは必要ないし。深度合成とかしなくても大丈夫である。普通に見るぶんには何ら問題はないと思いますが、どうですか?
 最近では本当にDSLRは使わなくなった。というより、使う必然とする仕事がないわけね。




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「銀塩カメラを使いなさい!」発売 [本]

 新著作「銀塩カメラを使いなさい!」(平凡社)が7月27日に発売された。「ズームレンズは捨てなさい!」(玄光社)に続いて、命令口調だけど、これは私がエラそうなのではなく、編集者が名付けたので私は悪くないはずだ(笑)
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 本書も「銀塩カメラ辞典」(平凡社)に続いて「アサヒカメラ」(朝日新聞出版)と「カメラマン」(モーターマガジン社)のそれぞれの連載をまとめたものだけど、もっと簡単にできる予定が、半年以上も発刊が遅れてしまい、担当の編集者をはじめ、各方面に多大なる迷惑をかけてしまった。深くお詫びします。すみません。書籍は著者がいれさえすれば出来るってものじゃないわけで、編集者からデザイナーから、販売に携わる版元の営業の方々、書店員の皆様を含めて、様々な人に助けていただいて成り立っているわけです。ホント。
 刊行が遅れた理由は単純で、保管しておいたはずの作例写真がなぜか行方不明だとか、あらためてブツを撮影しようとしたら、手元にあるはずのカメラやらレンズが見当たらないという事態に陥ったからで、自分のだらしないことに呆れてしまう。
 カメラのブツ写真など、デジタルデータなら瞬時に出てくるのかと思いきや、自分でも覚えのないような訳のわからんファイル名がつけられていて、PC内をいくら発掘してもでてこない(笑)。何せ、掲載誌も管理していないので、こういうことになる。自分の管理のデタラメさも思い知らされた次第だ。でもね、雑誌連載している時って、締め切りまでに記事を作成することに一生懸命で、後で本にまとめるとか、ほとんど考えていないわけ。本を出すのは初めてではないのにねえ、いい加減覚えろよという声が聞こえてきそうだ。
 銀塩カメラ関連の話というのは奥がえらく深くて、探れば新しい発見があったりする。また、この時代だからこそ、新しい認識が持てるんじゃないかと考えている。今回はクラシックなレンズの話もしているけれど、この作例も全て、カラーリバーサルフィルムかモノクロフィルムを使用して撮影している。コストは確かにかかるし、本書の場合は製版代にも跳ね返る。
意固地に思われるかもしれないけれど、フィルムで撮影をした理由は本書において解説しているのでご一読いただけると嬉しい。

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 カバー写真は、知る人ぞ知る、ライカフレックスSL MOTだが、なぜこれを選んだかというのも深い意味はなくて、たまたま手の届くところに置いてあったから(笑)。不人気なカメラだけど、個人的には好きなモデルだ。
 なおここで一つネタをばらしてしまおう。本書の内容とは全く関係ないけど、帯とカバー写真が微妙(でもないか)に違う写真(下)を使用した装幀となっている。本当はレンズが同じ種類だったらなおよかったのだけれど、さすがにそこまでは実現できず。さらにカバーを外すと歩法となる、となる仕掛け(大げさですな)もありますので、お買い求めになられた方は帯とカバーは一度外してみてください。これも紙の本のいいところかも。


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露出計を忘れる [写真]

 世間はお盆休みとやらで静かになった。ふと思い出して、一年以上もぶん投げたままのブログを書いてみることにする。新著も出たことだし、のちにコボレ話でも書くつもりではあるけど。あ、多分またすぐ飽きてしまい続くことはないので、過度に期待しないでくださいませ。
 
 先日、雑誌連載用の撮影のためにコンタックス167MT+ポジフィルムの組み合わせで撮影に赴いたのだが、うっかり露出計を忘れてしまう。自分の不注意ではあるけど、普段のデジタル環境がこういう甘えを生んでしまう。もっともフィルムカメラによる撮影の場合にもデジカメは同時に携行しているから、参考程度には試し撮りすることができるし、iPhoneのアプリでも露出計があるので実のところ通常撮影においては大きな問題にはならない。
 それに167MTはAE機だし、それを使えばいいじゃないと思われるかもしれないが、しばらく放置プレイだったカメラを引っ張り出してきたので動作に不安があること、加えてフィルムカメラ時代にポジフィルムを使う場合にはAEで撮ることはまずなかったので、ポジフィルム撮影には露出計は必携なわけだ。
 もちろん自分にも40年くらいの撮影経験値があるわけだから、少なくとも屋外撮影においては経験則による露光を与えても、まず大幅にミスをするということはないが、仕事上の効率は当然悪くなるし、ブラケッティングを逐一行うにはこの時代ではフィルム代が高価すぎる。自分の勘を確かめる上においても露出計は必要なわけだ。もう仕事ではほとんどないけどフィルムカメラで日中シンクロをする、あるいはスタジオで大型ストロボで撮影するような場合には露出計(フラッシュメーター)がないとアウトである。
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 先に甘えと書いたけど、露出計はたんにシャッター速度と絞り値を知るという目的じゃなくて、角度によって異なる光の強弱をどう読むかとか、被写体の反射率などを加味しながら考えることができるので、デジタル時代にも必要であることには変わりないわけだ。
 
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