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CAMERA fanのニコンF [銀塩カメラ]

 銀塩カメラ記事執筆依頼って、忘れたころにやってくる。今回は玄光社が運営しているCAMERA fanなるサイトのカメラアーカイブなるコーナーを担当することになった。私の担当する第一回めは、またかよと思われそうだけどニコンFである。web記事だからモータードライブやファインダー交換の方法などの動画というオマケつき。
 ニコンFというのは自分の生きてきた時代は中学生くらいの時にしかカブらないのだが、活躍している場面はリアルタイムでみている。といっても現場で見た最後は、たしか京都の太秦撮影所に取材で行った1980年代の半ばごろか。スチールカメラマンがニコンSPと共に使っていたのだった。あ、そうか。それでももう30年近く前になるわけだけど、当時でも骨董品扱いだったので、現場で見た時は少なからず驚いた。
 たしか私の装備はニコンF3だと記憶しているが、このカメラマンさんに使用している理由を訊いたところ両機ともにシャッター音が静かだからスチール撮影にはよいと言っていた。当時でも年輩の方だった。この頃からニコンFに熱くなり、けっこうな台数が集まってしまった。いまだに探しているのがフォトミックTNのブラックファインダー(笑)。なかなかいいのがない。
 本題には関係ないけど、デジタルカメラ使うと映画のスチールは以前よりかなり楽に撮れるんじゃないかなあ。WBが自由自在だもの。私はグラフ誌の取材が多かったから、デーライトとタングステンのポジフィルムで、さらに感度違いを用意したから、フィルムは計4種類になって機材だけでも重たいのに、フィルムを入れるバックも用意して、現場でライトの種類と明るさとを見極めながらフィルムを交換していた記憶がある。
nikonf.jpg
 ニコンFのヤバさというのは、これを一度使うともう銀塩カメラはこれ一台だけでいいんじゃないかと思ってしまうことだ。だって機能的にはもうこれで十分じゃないすか。他に何の機能が必要なのだろう。中古でそこそこの程度のものでも、同時期に登場したカメラと比べて、シャッターは精度よく走行している個体が多いような気がする。フルメカニカルなのに素晴らしいことだ。これもFの堅牢さを裏付けているようだ。
 残念なのが、プリズム抑えのためのモルトプレーンが経年変化で腐食してプリズムに悪影響を及ぼしている個体が多いことだろうか。修理会社によっては再蒸着も可能らしいけれどプリズムの腐食は写らないから、程度が軽微なのはしばらくガマンして使ってもいいんじゃないかなあ。
 ブラックボディもなかなかよいのだけど、ノーマルの三角屋根のアイレベルファインダーのクロームボディに単焦点のニッコールオート35ミリF2あたりをつけたFをさらっと肩にかけて浅草あたりを歩くってのは粋な感じしません?
 
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コメント 3

ぶれげ

私も時代がカブっていませんが、ニコンF大好きです(^^)
KE-48Cにまさに35ミリを付けて普段から使っていますが、とても快適です。いまのカメラと違って(?)当時できる事は全てやったという感じが伝わる、素晴らしいカメラだと思います。
by ぶれげ (2013-01-22 22:52) 

hironeko

「Nippon Kogaku」印のニコンFを持っていますが、手放せませんね。
実際使っていると、おっしゃるとおり「これ一台でいいんじゃないか」と思います。
ただ、親指が痛くなる巻き上げレバ―とバカッと外れる裏ブタが残念なので
実践ではF2が優先で元祖「F」はサブ扱い。
しかし何だかんだ言って、歴代「F」の中で最後まで生き残るのは
やはり元祖「F」だろうと思います。
by hironeko (2013-01-25 18:18) 

foundit

ニコンF
winterdream.seesaa.net/article/457231044.html
by foundit (2018-03-01 01:20) 

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