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デジカメWatchのツァイス2 [レンズ]

 デジカメWatchに2弾目になる35mmフルサイズで探る「カール ツァイスレンズ」の実力が掲載された。今回のカメラはEOS5D MarkIIIである。ニコンD800ですべてのカール ツァイスを試してほしいという意見もいただいたが、現行のツァイス一眼レフ用MF交換レンズがキヤノン、ニコンという二大巨頭をフォローしていることで、両者の使い心地がどのように異なるかを自分なりに一度検証してみたいということもあった。そこでZE(キヤノンEF互換)マウントレンズを使用している。
 EOSはAFに完全特化したと考えてもよいシステムだから、光学ファインダーが明るく、最良のピントの頂点を肉眼で見極めるのは厳しい。それなりの練習というか慣れも必要なわけで、とくに開放絞り値で設定のでの撮影では、まったく気が抜けない。したがって前回と同様に一部のレンズではフォーカシングのためにライブビューを使用している。
 ツァイスはこの一眼レフ交換レンズをMFシステムとしているので、当初はEOSとの整合性が心配されたけど、デザインのバランスも悪くないし、CPU内蔵の電子接点つきマウントだからカメラ設定では問題ないし、前記のフォーカシングのためのリスクを除けば問題はない。MFのロータリーフィーリングはさすがのツァイス、というかコシナの技術をふんだんに感じさせるものだ。
 この種のレンズレビューはこの数十年いろいろな媒体で長いことやっているが、開放絞り描写をみるためのムリな設定だと条件がキツいから硬直した作例写真になりやすいので、女性ポートレートを撮ることにしたわけだけど(笑)。でも、本音をいえばスタジオで大光量ストロボをたくさん使用して、ちょいと絞り込んで動きのあるモデルさんを撮影したいものだなあといつも思うものだ(笑)。
 数本のツァイスは私も実際に使用しているので印象はだいたいわかっていたつもりだったけれど、今回のように大量の本数を集めて似たような条件で一気に撮影するのは、たしか2009年に行った、「アサヒカメラ」のレビュー以来か。この時はフィルムカメラにポジフィルムを使用している。もちろんシャープネスはポジフィルムよりもこのEOS 5D MarkIIIの描写のほうが鮮鋭性は良好なことは明らか。でも全体に通じるニュアンスはデジタルとさほど相違はない。
 レンズの描写傾向に関しては一面をみるだけの印象評だから個々の読者の方にも想像していただく必要があるが、同じ焦点距離でも開放F値の異なるものは、F値の違いという意味以上に、絞り込んで撮影しても描写のクセが異なるように思う。
 これは意図的な設計思想なのであろう。“クセ”というと悪い意味にも捉えられがちだが、言い換えて個性であるという考え方でよいと思う。レンズ評価の指針はMTFが指針となるわけだけど、わりとクラシックな設計のレンズをそのまま現行レンズとしてラインアップしているのは、数値評価よりも“写真的”な描写力をツァイス自身が認めているのではないかと想像する。
eoszeiss.jpg
キヤノンEOS5D MarkIIIとカール ツァイスZEレンズ群。ツァイスといえどMFレンズとの親和性はどうかと心配されたが、純正EFレンズよりも存在感を示すものがあることに驚かされる。
 
 
 
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須賀啓之

デジカメWatch1、2弾目興味深く拝見しました。
記事が解かる易く、各焦点の作例もお見事でした。
コシナ、Y/C、Germanyを数本使用中ですが
EFマウント18,25が欲しくなりました。
by 須賀啓之 (2013-04-15 02:10) 

Koichi Akagi

ありがとうございます。Y/Cのツァイスも個性的な写りをするものがあります。鉛入りのため使用することができない硝材も使われている場合があり、現在では製造できないため、二度と同様のものが作れないレンズもあると聞きました。
by Koichi Akagi (2013-04-15 08:17) 

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